【安全性試験】表示の耐久性

医療機器開発において、医用電気機器に関する安全性試験において、安全に関わる表示の耐久性が求められています。今回、試験内容と筆者が過去に経験した耐久性NGとなった事例をご紹介します。

目次

試験内容

<試験内容>

 15秒間以下の薬液を含ませた布で、強すぎない程度に手でこすり、表示の剥がれ、表示内容が明瞭に  
 見えるか確認する試験になります。

 1)蒸留水
 2)エタノール96%(C2H6O)
 3)イソプロパノール(C3H8O)

NG事例

<NG事例>

 1)市販品および特注品ラベルにおいて、ラベルの角Rを取っておらず、ラベルの剥がれが発生

 2)ラベルの表面に透明ラミネートをしておらず、インクの擦れが発生

 3)ラベル貼り付け対象面について、凹凸(シボ模様)が高く、隙間から薬液が侵入し、ラベルの剥がれが発生

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